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【オススメの本】「ワクワクだけで年商30億円」

 

ずっと昔に読んだ本を、本棚の奥から引っ張り出してきて読み返しました。

「ワクワクだけで年商30億円」という本です。

 

引き寄せ系が好きでなければ、タイトルだけで食傷気味になるかもしれませんが、単なる「引き寄せ」以上に、「今後の自分が楽になる生き方ができる」本だなと思いました。

 

 

 

 

これはデザイナーのLICAさんという方が、「才能もコネもお金も人脈もなかったのに、5年でパリコレデザイナーになるという夢を叶え、年商30億円のブランドを作ったストーリー」で、ほぼ漫画で構成されています。

 

読み返して、今の自分にめちゃくちゃ響いて、「これは覚えておきたい」と思った箇所がいくつかありました。

 

 

自分を否定する人への対処法

 

一つは、この「光探偵になれば、嫌いな人がいなくなる」というところ。

 

「この人、嫌い!」と決めつけてしまうと、相手の嫌な部分に意識が集中し、ますます嫌なところが目についてどんどん苦しくなります。

光があれば影があるように、どんな人も二つの面をもっています。嫌だと感じる人に対して、自分自身が、その人の影の部分しか見ていないのです。

そこで、あなたを否定する人が現れたら、その人の光の部分を見つけ出す「光探偵」になりましょう。探偵になったつもりで、嫌な人、苦手な人のいいところ(光の部分)を探してみるのです。どんな相手でも必ず素敵な部分があるから、光探偵の事件解決率は100%!

出来事そのものにいいも悪いもありません。起きた出来事をどう受け止めるかで、その意味が変わり、あなたの感情や行動も変わるのです。

 

苦手な人っていますか?

私は正直、苦手な人が多い方です。めちゃくちゃ好きな人と苦手な人の差が激しい。

誰とでも仲良くできる人が羨ましくて、これも長年のコンプレックスでした。

 

 

 

 

そしてこのブログでよく書いている、小田桐あさぎさんの講座を受けて、それがなぜなのか解明しました。

小田桐あさぎさんが開発された、「魅力タイプ診断」というものがあり、生年月日ではなく、感情からその人のタイプを割り出すというもので、これが非常に精巧にできていて。

(魅力タイプ診断について、詳しくは、こちらの小田桐あさぎさんのブログをご覧ください)

 

この診断で、私は<貴族タイプ>でした。

 

<貴族タイプ>は、好きな人との密な関係性を築くのが大好き。

貴族タイプの感情ポイントは、「好きな人に頼りにされる」「人との信頼関係が築ける」「お金に恵まれる」

 

「だから私はこうなんだ」とすごく腑に落ちました。

 



 

そして、あさぎさんは社長タイプで、常々「嫌いな人がいない」「どんな人も絶対嫌いにならない」とおっしゃってて、「本当にすごいな」「どうやったらそうなれるんだろう」とあさぎさんが羨ましくて、さらに自己否定を重ねていたのですが、ある時あさぎさんがぽろっと、「好きな人もそんなにいない。一番好きな人は自分。二番目は家族。他の人みんな三番目」みたいなことをおっしゃって。

 

それはそれで衝撃であり、私にとって大発見でもありました。あさぎさんのように、「好きな人も嫌いな人もいない」なのか、私のように「大好きな人もいれば嫌いな人もいる」なのか、それって個性なんだな、と受け止めることができるようになり、私の長年のコンプレックスが一つ消えた瞬間でした。

 

そうして嫌いな人、苦手な人がいる自分は受け入れられたものの、ではどう付き合っていったらいいのか。あまり顔を合わさないで済む関係ならともかく、例えば同じ会社だったら?

 

その場合の答えをくれたのが、この本でした。おっしゃる通り、その人にも絶対いいところもいっぱいあるのに、自分がそれを見ようとしていなかった。私がその人の嫌だと感じる部分にばっかりフォーカスするから、余計に目に付くし、嫌な気分になる。それに、嫌だと思っていると、隠しているつもりでも絶対相手にも伝わってるし、相手にも嫌な思いをさせてしまう。

 

この「光探偵」ってネーミングもめちゃくちゃいいなと思いました☺️ そうやってゲーム感覚で楽しんでやるのがいい。これからはそうしていこう!と思いました。

 

 

 

夢を叶える近道

 

二つ目は「人を認め、一緒にやる」という部分。

 

1人で全部抱えて突っ走るよりも、自分にないものは誰かが持っているから、自分にできることは100生かし、後は得意な人に任せる。人を認め人と繋がって一緒にやろうとする。それが夢を叶えるすごい近道だと思います。

 

私は、特に仕事の場面で、人に頼れない方でした。誰かに「こうしてほしい」「こんなものがほしい」と説明してお願いしても、思ってたのと違うものが仕上がってくる時があると面倒で、「自分でやった方が早いし正確」だと思っていたからです。

 

思ってたものと違うものでも、もしかしたらそちらの方がいいものが出来上がったかもしれないのに。人を信じてないし、「自分が正しい」と思い込んで、傲慢だったなと思います。

 

自分1人でやると、自分の思った通りのものにはなるけど、本当に一から十まで自分でやらないといけないのでめちゃくちゃ大変だし、時間も掛かる。若い時はともかく、もう気力と根性だけでは仕事はできない。

 



 

 

心から相手を認めて、信頼していたら、きっと自分1人でやるよりも、ずっといいものができる。自分も時間的にも精神的にも楽になるし、何より、うまくいった時に一緒に喜べる相手ができる。

 

私は今まで無駄な意地を張っていたなあと思いました。これからは、大好きな人たちとチームで助け合って仕事をしていきたいなと思います。

 

 

人生は先出し

 

LICAさんは、お金がない時から、自分がピンと来たら突き進む人生を歩んでおられました。

 

アトリエを借りようと不動産を見て回っていたところ、専門学校生の頃に夢に描いていたのと全く同じ、まさに理想の場所に出会うものの、家賃70万円、敷金は家賃の10ヶ月分。

 

どうしてもあきらめられないLICAさんは、「ビルの敷金を分割にしてください。デザイナーとして絶対に成功して、ちゃんとお支払いしますから」と頼み込んで、OKが出たというストーリー。

 

私が、お金もない20代の時に、いくら理想通りの物件があったとしても、そこで700万円もの敷金を背負う覚悟なんて絶対持てなかったし、40代の今でも正直持てないと思う。

 

でも最近ようやく腑に落ちたんですが、人生ってやっぱり先出しだなということ。

自分が出したものが返ってくる。

「損したくない」という気持ちが強いと、損はしないかもしれないけど得もないんだと、ようやく気づいた。

 

じゃあ今700万円の借金が背負えるかというと、まだ自信はないけど、背負う覚悟が持てるほどの確信があれば、確かに成功しそうだなと思う。

 

少しずつでも「損したくない」をやめたい。「損をしてもいいから、自分がピンと来る方、ワクワクする方へ」進む人生を歩みたい、と強く思いました。

 



 

 

脳は質問し続ければ必ず答えを出してくれる

 

LICAさんが、ある企業とどうしてもコラボしたくでお願いに行ったけれども、断られる。

仲間があきらめモードの中、LICAさんは「絶対やりたい」と、「どうやったらできるか?」「どうしたら実現するか」だけにフォーカス。

 

そしてコラボを実現させ、ショーも大成功を納められました。

 

大昔に読んで今も覚えているのが、松田聖子さんのインタビュー記事で、松田聖子さんも、何か物事で行き詰まっても、「絶対に道はある」と考えるのだそうです。

 

友達のマツミホちゃんに教えてもらったのですが、脳にはRASという機能があり、このページによると、「その人が持つ関心ごとに対して、脳は情報を集めるのに鋭敏になる」んだそうです。

 

例えば、

・気に入った車があると、街中にその車を発見してしまう

・ダイエットに関心があれば、「痩せる〇〇」といったキーワードに敏感になる

 

ただし、「こうなりたくない」「あれば嫌だ」という思いにもフォーカスしてしまうから、

 

・私たちはすでに目標達成に必要なRASの機能を持っている

・心配事や避けたいことではなく、理想や目標といったポジティブな出来事に関心を持つ

 

を理解しておくことが重要だそうです。

 



 

LICAさんは無意識にでもRASの機能を知っておられたのかもしれません。

 

私も、これからも困難なことはあるでしょうが、ネガティブな面にフォーカスするのではなく、「どうやったらそれが実現できるか」を脳に問い続けようと思います!

 

新年を迎える前にこの本を読み返せて良かったなぁ。

 

2020年は大変な一年になってしまいましたが、来年は世界中の人にとって素晴らしい一年となりますように✨

 

 

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