年が明けて先日誕生日を迎え、また一つ歳を取ってしまいました。
自分の年齢に自分でびっくりするくらいだけど、不思議と嫌ではないのに気づきました。
30代後半は、(今の自分から見るとまだ若かったのに)自分の年齢が嫌で嫌でしょうがなくて。なるべく隠そう隠そうとしてました。
今になってわかるのが、あの頃は自分で自分のことが好きじゃなかったし、年齢も含めて自分のことを受け入れられてなかったし、「自分を好きになる」とか「自分を大事にする」って言われてもどうしたらいいのか全くわからなかった。答えを求めて彷徨っていました。
去年の後半くらいからやっと、自分のことが好きになりました。
どうやってそうなったか振り返ってみると、
① 去年の緊急事態宣言以降、いろんな方のライブ配信を見るのが趣味みたいになって。いろんな方のライブを見たり、小田桐あさぎさんのオンライン講座を受講してあさぎさんのコミュニティに属して気づいたのが、「本当は隠したいようなことをさらけ出す人の方が魅力的」だということだった。
私はずっとかっこつけて、いろんなことを隠そう隠そうとして生きてきたからしんどかった。「さらけ出す人の方が魅力的」ということに気づいてからは少しずつ、それまでだったら隠そうとしていたようなこともさらけ出せるようになっていった。
② ある日「何かしてもしなくても世の中の2割はあなたのことが大好きで、6割は無関心で、残りの2割はあなたのことが嫌い」というような文章をSNSで見かけて、その時に「そうか、だから嫌われることを恐れても意味がないんだ」とすごく腑に落ちた。
今までは、その「残りの2割」ばっかりを気にする人生で、もったいなかったな、と思った。これからは、何をしてもしなくても好きでいてくれる2割に注目し、大事にする人生にしよう、と思った。
③ 今振り返ると、ひたすら好きなことをしていた。沖縄に行きたいと思えば1週間沖縄に滞在したり。新潟に行きたいと思えば新潟に行ったり。「これを学びたい」と思ったらひたすら勉強してたこともあった。
④ ある時あさぎさんがライブ配信で、「よくみんな自分に自信がないって言うけど、自分はこんなもんって思ってたら、自信がないなんて思わない。自分に自信がないって思ってる人は本当は自信がある」みたいな内容のことをおっしゃって。
その時に衝撃を受けました。「自分に自信がないって口癖のように言ってたけど、私って自分に自信があるんだ」と。
それらが重なって、去年の後半にようやく「自分のことが好き」で「自分に自信がある」ようになりました。
そして、細々とだけど自分のビジネスも始めたし。
そう思うと、去年の後半は、それまでの人生と比べると全然違うなぁ。
そして今日たまたまこんな記事を目にしました。
大変なご苦労を何度もされてきて、それでも柔軟に対応して、今こんなにチャーミングで素敵な笑顔をされていることに感動して、ちょっと涙が出ました。
私ももうかなり歳を重ねたし。これからは人をさらに大事にし、物をもっと大事にし、そして自分を大事にして生きていこうと思いました。